自転車☆妄想日記: 8月 2012

2012-08-21

Bike Spec 1 - Pro-Lite Espresso (Assemble)

今、手持ちのバイクのスペックなどを書いておきたい。

現在、2台のバイクを持っているが、一台が、Giantのescape R3(改)で、シクロクロスタイヤを履かせてオフロード仕様にしてある。
もう一台が、Pro-LiteのEspressoというTTフレームのバイクである。


今回は、後者の方について記録しておく。


●まず、Pro-Liteというメーカーについて。

サイトを見る限り台湾のメーカーのようで、台湾のメーカーということは、元々OEMを請け負っていた会社だったかもしれない。

http://www.pro-lite.net/

僕はこのフレームをChain Reaction Cycle(以下、CRC)で見つけて購入に至った。


●Espressoを買った理由

当時一番ほしかったのは、実はCerveloのS1だった。これはアルミ+エアロ形状のフレームで、要するに当時はエアロなフレームが欲しかったのだった。しかし、S1は既に販売終了。仕方なくアルミでエアロ、というキーワードで探した結果、白羽の矢が立ったのがこのPro-LiteのEspressoだったというわけだった。

ちなみに当時候補に挙がっていたのは、GaintのFCRをドロップ化とか、BianchiのTTバイクをドロップ化とか、要するに一から組み立てた方が早そうなものばかりだった。


●Espresso spec
  • Pro-Lite Frames TT Espresso Time Trial Frame 2012 51cm
  • Aoi Industries  Aluminium  Fork Muramasa Blade
  • Pro-Lite Road Chivetta 7075 Handlebars 400mm 31.8mm
  • Pro-Lite Stems - Road Pelmo Stem Black 100mm 31.8mm
  • KCNC Headsets Omega S3 1-1/8 Integrated(Campy) Gold
  • Campagnolo Gear Shifters - Road Centaur Shifters 10sp - Red/Black Pair
  • Campagnolo Brakes - Road Athena Skeleton Brakeset Black - Pair F&R
  • Shimano Derailleurs - Road Rear 105 Rear Derailleur 10sp 5700 SS - Short Cage
  • Shimano Derailleurs - Road Front Ultegra Double Front Mech 10sp 6700 Braze On - Grey
  • Shimano Cassettes - Road 105 Cassette 10sp 5700 11-25
  • Shimano Chains 105 Chain 10sp 5701 Each
  • BB ?
  • SINZ Crank PCD110 Black 170mm
  • KCNC Chainring K2-KTYPE 53/39
  • Shimano Pedals Clipless - Road 105 SL Pedals 5700 Black
  • Pro-Lite Seat Post Aerobuster
  • Nukeproof Saddles Plasma Core Saddle CrN Ti Rails Black/Yellow
  • Pro-Lite Seat Clamps Aerobuster Seat Clamp Each - Fits Trentino / Espresso
  • Gore Cables - Gear Ride On Low Friction Road Gear Cable Kit Red - Road Bike Compatible
  • Goodridge Cables - Brake Brake Cable Kit Carbon

細かいスペックまで書いてないと、資料として役に立たないのでかなりつっこんで書いてみた。
幾つかある特徴について。

  1. シマニョーロw
  2. 誰が呼んだか、シマニョーロ。購入理由は、105のSTIよりカンパ・ケンタウルのエルゴの方が安かった、ということに尽きる。ブレーキを除けば、それ以外のコンポはシマノで固めてある。

    シフトメイトのセッティングは少々手を焼いた。ポイントは、アウターの長さを詰めること。マニュアルではワイヤーとディレイラーが丁度直角になるのが良い、と書いてある。マニュアルに忠実にやれば問題はないはず。僕が手間どったのは、あんまりマニュアルを読まなかったからw

    エルゴパワーの握り心地は、最高とは云わないがかなりいい感じだ。外側から握ったり、真っ直ぐ押したり、いろいろな握り方をしてもフィットする。ホイールを外す時、ブレーキのクリアランスを広げる機構がハンドル側についているのも気に入った点だ。

    気になった点は、インデックス機構がシンプルすぎて、シマノのメカっぽい手ごたえに比べるとチープに感じること、またウルトラシフトと違って数段シフトアップが出来ない等、だろうか。慣れてしまう範囲ではある。

  3. ロープロのホイール
  4. エアロ形状であればカーボンディープがルックス的によく似合うが、コストの関係上、以前から使っていたもの流用した。

  5. ポジション出し
  6. 結論からいうと、ロードっぽく出来る。

    このフレームの場合、普通のTTフレームに比べてシートアングルが寝ている(76度)ので、サドル位置はロードに近い感覚で問題ないと思う。

  7. スクエアテーパー?
  8. 個人的に重量が不利と知りつつも、スクエアテーパーの踏み心地が好きなので選択した。今回使ったSINZのクランクはどの軸長選んでいいか情報が無かった為、結局3種類ほどBBを購入して実際に取り付けて試すという、結構な手間とコストをかけるハメになった。肝心の軸長だが、当時の資料が見つからず、失念してしまった(ここが肝心だとおもうが。見つかり次第追記する)。軸長が110mmのものでは長すぎてアウターの調整幅を超えてしまったので、若干短い107mmのものでフィットした。但し、BBの軸長は右側の長さが製品や会社によって異なるようなので、結局は現物合わせする必要があるという認識だ。この情報はあくまで参考と言うことで。

    取り付けに関しては、ホローテックⅡの方が簡単でいいなあ。

これは買わないと判らないだろう、という突っ込みどころもまとめてみた。

  1. フロントディレイラー用のインナーワイヤーがフレームの穴に絶対干渉するw
  2. ケーブル内蔵なので何か問題はあるとは思っていたが、盲点だった。穴は結構大きい割りに干渉してしまう。結局そのまま乗っているが、いつか問題が起きそう・・・・。

  3. リアブレーキを固定するボルトを回すのが困難w
  4. シートステーが太すぎる為、普通の工具ではブレーキを締めることが出来ない。今回はカンパのブレーキでボルトがトルクスだった為、余計選択肢が無かった。最終的には、狭い所用のグニャっと曲がるエクステンションを使って無理矢理取り付けた。トルクをかけづらい為、規定トルクまで達しているか不明(今の所、問題なく動いているが)。

  5. インテグラルなヘッドパーツの座りが悪くてヘッドにガタがある
  6. フレーム側のワンの精度に問題があったのか、シールドベアリングの座りが悪くてどう調整してもガタが取れない。インテグラル(カンパタイプ)ヘッドは、ヘッドワンの圧入をしなく済む夢のような規格だが、結局フレーム側の精度を出さないと意味がないのは従来のヘッドパーツと変わらない。
今回の組み付けでは、幾つか専用工具や変わった工具を使わなくてはクリアできない問題もあり、少々手間取ってしまった。カンパを使ったことで、その難易度も上がってしまった側面も否めないがw 組み付けをDIYで行うには、多少の経験(あるいは新たな工具を買う予算と時間?)が必要になるかも?



というわけで、パーツ編はこれまでにして、次回は生意気にもインプレなどを一つ書いてみることにする。

2012-08-03

久しぶりの投稿と現在地

自転車のブログがあると言うことをすっかり忘れて、あっという間に一年近くたった。

忘れていたというのもあるけど、日記的なものについては最近過疎化が進んでいるmixiの方にアップし、村起こしならぬ「mixi」起こしをしていたというのもあった。

ソーシャルサービスはmixiからシェアがFacebookに移りつつあるけど、その理由って実はmixiで知り合った人達の内、付き合いが面倒な人を外して気に入った人達だけでやっていきたい、というのがあったと思う。


---------


それはともかく、最後の投稿が2011年10月30日なので、その間にあった変化や出来事を書きたいと思う。


(1)ホイールを手組みで組んだ後、escape R3の再塗装と組み付けが完了して、それ以降はこのバイクを使っていた。

(2)2012年の3月頃から、レース(JCRC)に参戦を開始。勿論、escapeで参加。Vブレーキかつフリクションのバーコンで参加してるヤツなど、おそらく他にいない(と思われる)。

(3)タイヤを交換すれば、シクロクロスに出れるんじゃないか?とか妄想したのが運のつき。既にオフシーズンに入ったシクロクロスには参加できなかったが、「シングルスピードMTB選手権」に参加。完全にオフロードの楽しさに目覚める。お陰で再塗装したescapeはあっと言う間に塗装が剥げてはじめてしまう(そして、もう気にしないことにした)。

(4)チェーンリアクションサイクルでTTフレームを(紆余曲折があったが)購入。「PRO-LITE」のエスプレッソというフレームである(アルミで安い)。これをベースにエアロなロードバイクを組んだ(コストの関係上シマニョーロ構成w)。ちなみにホイールはアンブローシオの手組みチューブラー(ネメシス)。チューブラーは当然初チャレンジ。タイヤの持ち運びに悩んでいる。

(5)今後はロードレース・オフロードの両方にエントリーしていく方向。ロードはJCRCに、シクロクロスはミストラルに参戦していく予定。ちなみに、直近のオフロードのレースは秋の王滝。escapeで参戦予定だが、カーボンフォーク化+チューブレス化を進行中である。

(6)こっそりスイムの練習をして、腰が完治したらいよいよトライアスロンデビューするつもりである。

(7)オフロードづいている為、MTBも欲しいと思っている・・・・・。





こんな感じである。


もうすでに過去のことなので、気が向いたらこれらについて投稿するかも知れない。レースリポートは、基本mixiでやっていくつもりだが、こちらにも転載するかも。

いろいろなチャレンジをはじめて、ようやく盗難された自転車への未練は切れたようだ。今後はただ、自転車(競技?)生活楽しんでいきたい。