本当は、ダイレクトに筋肉図を載せられたら分かりやすかったのだけど。
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先日の整体での話。
半年前は完全に見た目から曲がっていた腰は、なんとか外見は正常に戻っていたものの、まだ左腰の中の痛みは一本筋を通すように残っている。それに加え、最近はやたら両脚の外側の筋肉が張って仕方がない(モモは腸脛靭帯、すねから下は長腓骨筋)。
それを先生に伝えて集中的にほぐしてもらうのだけど、これがすさまじく痛い。正直、整体って20台の頃はちょっと気持ちがいい部分があったけど、最近は痛すぎて汗が出そうになる。ホントに治療だ。
その中で、先生から一言。「ハムストリングス(ふとももの裏の筋肉の総称)が全体弱いのは以前から言ってますが、特に外側のハムが弱いみたいですね。」
なるほど、外側のハム、大腿二頭筋だ。
ハムも積極的に使う「回す」ペダリングがいいとは知っていたけど、あまりにハムが弱すぎて(或いは何らかの他の理由があった?)、前側を積極的に使う「踏む」ペダリングを多用していた為、前後のバランスが完全に崩れてしまったのが自分の故障の原因の一つだった。
そして故障からリハビリを兼ねて、ペダリングを「回す」方向にシフトしてきて、最近は自分でもハムが強化されつつあることを実感していたのだが、さて、外側のハムだけ鍛えられていないとは・・・・?
「内側のハムはダメージを受けているので、若干、内股気味なのでは?」
そういわれると、思い当たる節がある。本来はまっすぐ脚を落とせばいいのだけど、すぐ外側に開いてしまうクセがあったので、意識して膝を内側に内旋させていたのだった。どうやら、この影響で内側のハムだけ使い、外側のハムが置いてきぼりを食らったようだ。これはいかん。
「弱いので、張りがひどくなりがちです、まずはハムだけ全体を伸ばせるストレッチをしましょう。」
それで教わったのがこれ。
「これだと、ハムだけ効率よく伸ばせるし、最初の頃は筋トレにもなります。」
やってみること数十秒。こうやって伸ばしてみると、どこがハムなのか、自分でもはっきり分かる。なるほどー。
「でも、痛めやすい筋肉なので、ダメージを受けないように慎重に伸ばしてください、無理はしないように・・・・。」
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先日の川原でのCXのテストが、その後、はじめてのライドだった。「確か、ストレッチで伸ばしている外側のハムってこの辺りだよな?」
などと、その筋肉の張りを意識しながらペダルを回すと、アラ不思議。膝がまっすぐ落ちていい感じで回せているではないか。そこを意識しているとすごく安定して、膝が外側にも内側にも流れていきづらい。まっすぐおろせているせいか、足裏も安定感がある。このまま、ハムを意識しつつ筋力をアップしていけば、前後の筋肉の不均衡は治せるかも・・・・・、と期待がふくらむ。
故障してから、ペダリングや歩く中での筋肉の動きを良く考えるようになった。そして、素人ながらに思ったことは、体の動作に伴って、どこのどういう筋肉がどう動くのか、ということを知ることが重要、ということだった。さらにその筋肉を意識する為に、ストレッチはものすごく有効な手段だと感じた。ストレッチで筋肉を張ることによって、普段は分かりにくい箇所でも意識しやすくなる。そして、意識できた筋肉が、実際の動作の時にどんな張りや緩みを起こしているか、ということに繋がってくると、単なる辛いだけのトレーニングが、もう少し変わったものになるのでは・・・・?
自分は元々運動神経など良くないし、実際自転車も速くないが、こういう思考の積み重ねはそういうことに関係なく、スポーツの楽しさに繋がっている。最初の頃は何が何でも速度、だったけど、今は楽しいペダリングが目標になりつつある。今後もこういう地味な感じで自転車を楽しんでいく予定。
さて、今回は前後に関する事柄だったので、次回は左右について。
では。
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先日の整体での話。
半年前は完全に見た目から曲がっていた腰は、なんとか外見は正常に戻っていたものの、まだ左腰の中の痛みは一本筋を通すように残っている。それに加え、最近はやたら両脚の外側の筋肉が張って仕方がない(モモは腸脛靭帯、すねから下は長腓骨筋)。
それを先生に伝えて集中的にほぐしてもらうのだけど、これがすさまじく痛い。正直、整体って20台の頃はちょっと気持ちがいい部分があったけど、最近は痛すぎて汗が出そうになる。ホントに治療だ。
その中で、先生から一言。「ハムストリングス(ふとももの裏の筋肉の総称)が全体弱いのは以前から言ってますが、特に外側のハムが弱いみたいですね。」
なるほど、外側のハム、大腿二頭筋だ。
ハムも積極的に使う「回す」ペダリングがいいとは知っていたけど、あまりにハムが弱すぎて(或いは何らかの他の理由があった?)、前側を積極的に使う「踏む」ペダリングを多用していた為、前後のバランスが完全に崩れてしまったのが自分の故障の原因の一つだった。
そして故障からリハビリを兼ねて、ペダリングを「回す」方向にシフトしてきて、最近は自分でもハムが強化されつつあることを実感していたのだが、さて、外側のハムだけ鍛えられていないとは・・・・?
「内側のハムはダメージを受けているので、若干、内股気味なのでは?」
そういわれると、思い当たる節がある。本来はまっすぐ脚を落とせばいいのだけど、すぐ外側に開いてしまうクセがあったので、意識して膝を内側に内旋させていたのだった。どうやら、この影響で内側のハムだけ使い、外側のハムが置いてきぼりを食らったようだ。これはいかん。
「弱いので、張りがひどくなりがちです、まずはハムだけ全体を伸ばせるストレッチをしましょう。」
それで教わったのがこれ。
「これだと、ハムだけ効率よく伸ばせるし、最初の頃は筋トレにもなります。」
やってみること数十秒。こうやって伸ばしてみると、どこがハムなのか、自分でもはっきり分かる。なるほどー。
「でも、痛めやすい筋肉なので、ダメージを受けないように慎重に伸ばしてください、無理はしないように・・・・。」
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先日の川原でのCXのテストが、その後、はじめてのライドだった。「確か、ストレッチで伸ばしている外側のハムってこの辺りだよな?」
などと、その筋肉の張りを意識しながらペダルを回すと、アラ不思議。膝がまっすぐ落ちていい感じで回せているではないか。そこを意識しているとすごく安定して、膝が外側にも内側にも流れていきづらい。まっすぐおろせているせいか、足裏も安定感がある。このまま、ハムを意識しつつ筋力をアップしていけば、前後の筋肉の不均衡は治せるかも・・・・・、と期待がふくらむ。
故障してから、ペダリングや歩く中での筋肉の動きを良く考えるようになった。そして、素人ながらに思ったことは、体の動作に伴って、どこのどういう筋肉がどう動くのか、ということを知ることが重要、ということだった。さらにその筋肉を意識する為に、ストレッチはものすごく有効な手段だと感じた。ストレッチで筋肉を張ることによって、普段は分かりにくい箇所でも意識しやすくなる。そして、意識できた筋肉が、実際の動作の時にどんな張りや緩みを起こしているか、ということに繋がってくると、単なる辛いだけのトレーニングが、もう少し変わったものになるのでは・・・・?
自分は元々運動神経など良くないし、実際自転車も速くないが、こういう思考の積み重ねはそういうことに関係なく、スポーツの楽しさに繋がっている。最初の頃は何が何でも速度、だったけど、今は楽しいペダリングが目標になりつつある。今後もこういう地味な感じで自転車を楽しんでいく予定。
さて、今回は前後に関する事柄だったので、次回は左右について。
では。