自転車☆妄想日記: 最近のロングライドあれこれ

2013-10-04

最近のロングライドあれこれ

前回の投稿で、レース復帰についてゴニョゴニョいってみたが、最終的に復帰は来年に持ち越すことにした。中途半端ではなく、今度は完治させる、そう決めたからだ。

とはいえ、レースには出れずとも、強度を下げて走ることはできるので、復帰までは旅がてら、減量がてら、週末には積極的にロングライドに行くことにした。また、春先にはどこかしらのキャノンボールに挑戦したい、という目標も設定した(キャノンボールについては、これを参照のこと)。キャノンボールのコースの下見を兼ねたライドなんていうのもいい。

そういうわけで、この9月の週末は積極的にロングライドを行った。目的は前述の通りだが、それに何点か加えるとこんなところになる。

  • レース復帰に備えての減量。
  • キャノンボールのルートの下見。
  • ロングライドの装備のノウハウの蓄積(日帰り、宿泊、弾丸ツアー)。
  • 垂れないための補給の確立。
  • ペダリング技術の向上。
  • 機材のテスト。
  • 歴史に関連する史跡や土地を見つけて感慨に耽る。
  • 寝ないで走る技術を身につける、あるいは、道端で寝る技術。

まあ、至って普通の目的なので、いまさら列挙するまでもなかったかも。



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9月に行った主なロングライドは以下の三回。どれもヘビーだったが、得るものも多かった。

  1. 一泊ライド
    自宅(東京都大田区)→高尾→甲府(一泊)→本栖湖→山中湖→小田原→自宅。
  2. 徹夜ライド
    自宅(東京都大田区)→ヤビツ峠→道志→本栖湖→富士宮→箱根→自宅。
  3. 日帰りライド
    自宅(東京都大田区)→日本橋→高崎→軽井沢→輪行で自宅。
いろいろなことがあったので、箇条書きでまとめてみたい。

  • 甲府・石和の日帰り温泉「みかさの湯」は真っ暗なぶどう畑の真ん中にあって、面食らった。しかし、夜の時間帯だと、東京の銭湯なみ(500円)では入れてお得。
  • 身延から本栖湖に出る「本栖みち」は、10キロ超の本格的なヒルクライムだった。甘く見積もっていたので、途中で補給が切れてしまった。道の脇に水が湧いているのを見つけたので飲もうとして、よく見るとそれが農業用水だったこと気付き思いとどまった。
  • 夜の時間帯の「道志みち」さぞ静まり返っているだろうと予測していたが、実はキャンプ場が無数にあり、むしろ森の中のキャンプの明かりが綺麗だった。それどころか、山中なのにバーベキューの肉を焼く匂いが漂い、なにかたまらない気持ちになった。
  • 夜の富士パノラマライン走行中、鹿の尻と思しきものが森のなかに消えていくのを見かけて、ちょっと感動した。
  • 田子の浦のセブン-イレブンで、浜松から箱根までのマラソンを挑戦している学生さんに遭遇。お互い、夜中のため補給も持ち金も切れて、ぐったりしたまま、セブン-イレブンの軒下で話した。
  • 峠の釜飯やさんのドライブインでそばを頼んだら、鳥のささみが入っていてテンションがあがった。
  • ブルベライダーのブログを参考にして、塩アメを定期的に舐めていたら、垂れずに走りきれた。自分内マストアイテムに認定。
  • 夜の碓氷峠で、また鹿の尻を見つける。
  • 輪行で初めて新幹線を使った。高い。自由席だと座れない。ただし、自転車が丁度収納が出来る棚が連結部分の上にあったので、これに関しては悩む必要はない。
  • モンベルのフロントバッグが最強と知る(これで防水だったら、と悔やまれてならない)。

週一の週末のロングに加えて、毎日の自転車通勤で、体的にはいわゆる「コンディションが上がってきている」状態になってきた。正直、こんな感覚は初めてで驚いている。

ただし、強度の低いペダリングを続けているので、いざという時に強く踏めなくなっている。今は腰の関係上仕方ないが、治療の進行具合に注意して適度にインターバルを加えることも必要になってきそうだ。

当面は腰を気遣いながら走るしかないので、強度が低くても問題はない。逆にストレスをためないよう、いろいろなセルフ企画を盛り込んで、楽しく走っていくつもりだ。歴史ライド、なんても良さそうである(城・古戦場巡りとか)



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ロングライドは機材のテストにうってつけの機会である。ディスクブレーキや中華カーボンホイール(リムは届いたのであとはシマノハブのリリース待ち)など、折があったらこれらの話も記録しておこうと思う。乞うご期待。