自転車☆妄想日記: 自転車と健康 - 前口上 cycling & health - prologue

2012-10-08

自転車と健康 - 前口上 cycling & health - prologue

みんな健康の為に、有酸素運動になる自転車を乗りましょう!

ダイエットには、強度が低くて膝に負担が少ないサイクリングが最適です!

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世の中にはこんなキャッチフレーズが満ちている。ウォーキング・ランニングより、長く続くサイクリングの方が体の為にはいいですよ・・・・。

そう、自分もこの意見に全く同感だ。

自転車は、(ランニングなんかに比べて)衝撃が少ない「関節にやさしい」、ツーリングしながら楽しんで「長時間乗れる」そして、運動強度が低くできるから「有酸素運動」である。減量や運動不足解消にはもってこいのスポーツなのです。実際、自分自身、自転車を始めて15,6キロの減量に成功している。



しかし。

ここで敢えて言っておきたい、ある境界を超え始めた辺りから、自転車っていうのは全く体に良くないものなんだという事を。



はっきり云えば、いまよりちょっとでも速くなりたい、例えば、ある峠をxx分をきりたい、或いは、平地で時速40キロで巡航したいなんて思いはじめてトレーニング的なこと、例えば家でローラー台を回したり、片道1時間以上掛かるのに自転車通勤を始めたり、週末頻繁にロングツーリング(しかも一日に200キロ超えw)したりする人はその境界を越えている。勿論、知らぬ内にレースに出るようになった人なども当然一線を「超えている」といってもいい。

自転車を知らない一般人からみたらヤリスギでは?と、思えるこういった行動を取りはじめた人にとって、自転車はもう健康の為のスポーツではなく、己の肉体と精神を削りながらその代償としてほんの少しの速度を稼ぐ悪魔の競技なのだ・・・・。


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なんて少々大げさな表現かもしれないが。ただ物事には限度というものがあり、自転車に関してはその性質上、そういった限度を本人が未自覚の内に超えてしまうことが往々にしてある。そして、気づくと腰痛やら膝痛、抵抗力の低下なんていう当初の目的から間逆の不健康状態に陥ってしまう。

別に自転車をバッシングしているわけではなく、自転車はハードなスポーツなのでそれに対応した体のケアを行っていかないといけないんじゃなかろうか?というのが自分の意見だ。

なぜこんなこといっているのかというと、自分の自転車歴は3年ほどだが、そんな短いキャリアにもかかわらず、そろそろ体にガタが出始めているからだ(僕の場合、自業自得w)。

正直、自転車は楽しい。まず、通勤を自転車にすれば、日常生活の中で体を動かすことが出来る。自転車の機材を色々調べて選択するのも奥が深い。そして、週末になれば峠道に向かい、思う存分自然を楽しむことも出来る。自転車にのめり込んでしまうのは、自分ながらによく理解できる。


しかしそんな楽しい自転車も、それが原因で体を壊してしまっては元も子もない(勿論そうなったら自転車自体を楽しむことはできないし)。


そういったわけで、今後「自転車と健康」と題して、いままで自分がやってしまった愚かな失敗や、現在直面している体の問題(これは現在進行形なので未解決)について書いていきたいと思う。速くなる方法は教えるとはできないが、しょーもない失敗談なら豊富に経験している。

自分が恥を晒すことによって、体について悩んでいるサイクリストの気持ちが少しでもラクなれば幸いだ。

参考になるかどうかはわからないが折に触れて書いていきたい。乞うご期待(?)。





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