自転車☆妄想日記: 単独じゃないはじめてのツーリングについて①

2011-03-03

単独じゃないはじめてのツーリングについて①

「自転車は一人で乗るもんだ!」

などと粋がって、去年は一人で能登半島まで一週間かけて行ってみたり、チームで楽しそうに走る人達を尻目に一人でサーキットを周回し続けたりしてきたものの、先般参加した4Hエンデューロでは集団に全くのれずに撃沈。さすがに「このままで、僕は速くなるのだろうか?」などと多少の不安が芽生えつつあった一昨日、「明日は有給休暇なう。」とつぶやいた所、ロード乗りの唯一の友人から「明日、一緒に走ろうなう。」などとリツイートが(あったかどうか、・・・・・なう)。

こうして、僕は平日にとった有給休暇を過ごすことになった、まさに、ツーリングは突然に。


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3/2(水)、AM 8:00、 第二京浜と呑川の交差するとこに集合。これが前日決まった唯一の決め事だった。僕は当日、カッパをリュックに詰めて、集合場所に颯爽と出発した。勿論、遅刻だ。礼儀を重んじる僕は、出発前に「遅れます」と一本のメールを送信するのを忘れなかった。

かくして、友人は既に其処にいた。この友人は中学の頃の同級生で、SNSなどで交流はあったものの、実は中学以来の邂逅であった。このブログ内では、友人を通称「トニ山さん」ということにしておく。

劇的再会、のはずだったが、ロクに話もせず走り始めた。どうせ途中でヘトヘトに疲れて、休憩しながら話す機会はある(そしてそれは実際、予想以上にあった)。友人が、「丸刈推奨の行き先で行こう。(要旨)」とのことだったから、最近お気に入りの「三浦半島一周」コースを選ぶことにした。一人ツーリングでは、ロクに食わないことが多いが、友人がいるということは当然その辺りもオーガナイズしてしかるべきである。そう考えると、行き先にグルメは欠かせない。更に自転車乗りが必要とする良質なタンパク質は魚介類である・・・・・・。

・・・・・・・港だ!

三浦半島を選んだ理由はズバリ、それだった。僕はこの小旅行が素晴らしいものになるものと、胸をふくらませていた、この時までは・・・・・・(つづく)。

(この最後のフリは通常、なんらかしらのアクシデントを想起させる時に使うものですが、今回は使いたいから使っただけです、念のため)




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