自転車☆妄想日記: だんだん回せるようになってきた。 その2

2013-01-19

だんだん回せるようになってきた。 その2

前回の続き。もうちょっとだけ、回すことについて書いてみる。

回す、といっても、自分が目指しているのは、軽いギアをスカスカ回す、ことではなく、均等でムラがないぺダリング。

このぺダリングの恩恵は勿論、ロードでも受けられるけど、もしかすると、オフロードの方が大きいかもしれない。


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去年辺りから、ボチボチCXで川原なんかを走り始めたけど、路面状況が悪くなるほど、減速してしまうというを感じていた。最初は「もっとパワーをあげなくては」なんて、シャカリキに踏みまくっていたけど、どうもそういうことではないような気がしはじめたのが去年の秋。その頃丁度、ぺダリングについて考え始めていて、その辺りがリンクしてきた。

激しい凹凸についてはちょっと話は違ってくると思うけど、ひび割れてざらざらになったアスファルトや、小石の混じる土の路面なんかでは、軽くクルクル回すより、ちょっとギアが重くても満遍なく圧が掛かったぺダリングの方がスムースに進んでくれるようだ(これはこれでツライので、長く走るにはやっぱりトレーニングが必要だけれど)。


自分のような貧脚では速くは走れないが、少なくとも抵抗感をうまく流しているような感じで走れるのは確認できた。


また、ムラがないぺダリングが出来ていると、足裏に路面の状況を振動で感じる。スカスカではペダルに圧が掛からないので振動が伝わらないし、ムラがあったり過剰な圧がかかっていれば、振動を押し殺してしまう。


こういった方向のぺダリングを一言でいうなら、「速い」ペダリングではなく、「強く、うまい」ぺダリングといった感じだろうか?


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「ムラのない」ぺダリングについて話すのは、ネットで見る限りはMTB乗りの人が多いように思う。ロード乗りの人は「回す」ことについては語るけど、「ムラのない」ぺダリングについては触れないことが多い。


ロード乗りより、MTBやシクロクロス乗りの方が、路面コンディションが悪いところを走るので、特にこういったぺダリングについて含蓄が深いのは当然なのかもしれない。


ともあれ、こういったぺダリングが絶対的な速度向上に即効性があるかどうかはわからないが、路面や傾斜、場合によっては向かい風などの周りの環境に左右されづらいことであるのは確かだ。そして、不思議なことに気分がすごくいい。路面がひどくてどんどん減速していってしまうのが、自分で思っていた以上に気持ちを下げていたのかもしれない。


結論は、自転車のるなら、気分よく。それが例え雨や雪やでこぼこの道でも。といった辺りで。

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