スペック公開第二弾。パーツ編。
今度はGiantのEscape R3である。出会いは3年前ほどになる。そこから一気に自転車に傾倒することになった。今では改造しすぎてフレーム以外はまるで別物になってしまったが、今でも普段の脚+シクロクロス用として走り倒している。つい半年前は、JCRCのレースもこれで参戦していたと思うと感慨深い(Vブレーキなんて自分だけだったろうな・・・)。
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●Escape R3について
スポーツ車の入門としてはもっともメジャーなEscape。今から思うとコスパが高いかどうか不明だが、5万円でソコソコ走れるバイクとしては悪い選択ではなかったと思う。
但し、買って2、3ヶ月もしない内にドロップハンドルのバイクが欲しくなりドロハン化。この辺りの流れは「クロスバイクを買うと結局ロードが欲しくなるから、最初からロード買っとけ。」という向きからするとソレ見たことか、の展開だった。一年後に結局Feltのカーボンを買ってしまい(そして盗まれてしまったw)、普通ならそのままお蔵入りの可能性もあったが、何を思ったかシクロクロス化してお陰で今も乗り続けることになった。
さて、そんなシクロクロス化されたEscape R3の現在のスペックは以下の通り。
●Escape R3 spec
今度はGiantのEscape R3である。出会いは3年前ほどになる。そこから一気に自転車に傾倒することになった。今では改造しすぎてフレーム以外はまるで別物になってしまったが、今でも普段の脚+シクロクロス用として走り倒している。つい半年前は、JCRCのレースもこれで参戦していたと思うと感慨深い(Vブレーキなんて自分だけだったろうな・・・)。
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●Escape R3について
スポーツ車の入門としてはもっともメジャーなEscape。今から思うとコスパが高いかどうか不明だが、5万円でソコソコ走れるバイクとしては悪い選択ではなかったと思う。
但し、買って2、3ヶ月もしない内にドロップハンドルのバイクが欲しくなりドロハン化。この辺りの流れは「クロスバイクを買うと結局ロードが欲しくなるから、最初からロード買っとけ。」という向きからするとソレ見たことか、の展開だった。一年後に結局Feltのカーボンを買ってしまい(そして盗まれてしまったw)、普通ならそのままお蔵入りの可能性もあったが、何を思ったかシクロクロス化してお陰で今も乗り続けることになった。
さて、そんなシクロクロス化されたEscape R3の現在のスペックは以下の通り。
●Escape R3 spec
- Escape R3 Aluminium Frame XS Size(top tube 525mm)
- Otake Disk Carbon Fork
- Deda Quattoro Stem(100mm)
- Deda RHM01 Compact handle
- Retro Shift CXV (right) + Shimano Sora SL-R400(only rear shift)
- Cane Creek DropV Brake (left)
- Front Brake BR-M495
- Rear Brake Deore V
- Sugino RD Messenger Crank + chain ring(50/40)
- Rear Derailer Alivio 8S
- Sprocket 8S (11-32)
- Shimano Chain 8S
- Dixna saddle (?)
- Front wheel (DT Swiss rim 32H + SLX Disk Hub + DT Champion spoke)
- Rear wheel (Ambrossio excursion rim 32H + Tiagra Hub + DT Champion spoke)
右左、前後で構成が違うのでよくわからない。一つ一つ説明しましょう。
(1)ブレーキ
ブレーキは、フロントはメカニカルディスクブレーキ、リアはVブレーキである。デフォルトのescapeのブレーキはショートVだが、それがVブレーキになり、今はフロントのみディスク化した。
その際、デフォのクロモリフォークからカーボンディスクフォークに変えたが、ディスクキャリパーやローターの重さを考えると、重量的にはトントンと言ったところか?この改造は、セルフディスカバリー王滝仕様として改造したが、残念なことに腰の状態が悪化した為DNS、ディスクのポテンシャルも試せず、単なる楽しい工作となってしまった。ただ、普段乗りでもディスク化の意味は大きいと思っている。詳しくはインプレ編に書くつもりだ。
この為、ホイールは前ディスクハブ、後ろは普通ハブになっている。
(2)ブレーキレバー+シフター
右ブレーキレバーは今(一部の)シクロクロス乗りの間で話題のレトロシフトに、8SのWレバーを付けたもの。左側はケンクリのVブレーキが引けるドロップブレーキ「DropV」(そのまんまw)である。基本的にリアのシフターしか使わない為に、シフターは一つという構成になっている。
それまではバーエンドにフリクションのシフターを付けていたため、Wレバーのインデックスのシフトフィールにちょっと感動した。
ちなみに、二つのブレーキレバーはOEMの供給元が(おそらく)テクトロで、グリップカバー以外は同じ製品の為、全く違和感なく収まっている(笑)
(3)クランク
フロントディレイラーはついていないしシフターもないが、二枚チェーンリングを付けてある。これは、山岳地帯に入った時に使う非常用のリングで、その非常の際は自転車から降りて手でチェーンを落とす、という運用をしている。嘗て「変速機を使うのは女子供だ。」といったツールドフランスのディレクターに敬意を表してこの使い方を用いた(ウソです)。衝撃で勝手にチェーンがインナーに落ちる時もあり、それを意識してやろうと試みたこともあったが、ムリだった。
シングルスピードMTB選手権に出た際、一度取り外したディレイラーをもう一度組み付けるのが面倒だったのでそのままにしてるというのが本当の所だ。ちなみに、前後のどちらかを一枚ではなく二枚にして手でチェーンを入れ替えるという形式(?)は「ディングル」というらしい。シングルスピードに順ずる潔い(?)やり方だと思う。
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さて、気づくと良くわからない方向に行きつつあるEscapeの改造だが、よく考えるそれほど間違った話でもないように思う。
というのも、オンロードではロードバイクに勝てない、MTBのようにオフロードを走れない中途半端な立ち位置であるクロスバイクが、逆にその中間的な性質を生かしてシクロクロスの方向に行くのは正常な進化の方向ではないかと思えるからだ。
実際、町乗りや重い荷物を載せたツーリング、あるいはトレイルも走れるシクロクロスは、近年レースユース以外にも売れ行きを伸ばしているそうだ。
使っていないクロスバイクを持っているなら、シクロクロスのタイヤを履かせるだけで、そのフィールドは大きく広がる。個人的にはそんなシクロクロス化を皆さんにオススメしたいと思っている(パンクのリスクも減るしね)。
次回は、このちょっとカオティックなEscapeの現時点をインプレしたい。
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