自転車☆妄想日記: ディスクブレーキ化, disk brake mod (1)

2012-09-23

ディスクブレーキ化, disk brake mod (1)

2010年のシクロクロスのUCI規定改定でディスクブレーキが解禁され、今年になってようやく各社はディスク対応のシクロクロスフレームをリリース出来る体制を整えたようだ。

このディスク化の流れは確実にシクロクロスからロードに向かっており、コルナゴからは既にディスクロードがリリースされている・・・・。

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という、概論は置いておいて、要するに自分のバイクをディスクブレーキにしたい!という欲求がもう止まらないのです。そして既に、escapeのフロント側のディスクブレーキ化は完了。残るはリアなんだけど・・・・というのが現在地である。

まずはリアのディスク化まずはフロントのディスク化についてまとめてみる。

フロントのディスク化

フォーク

これは意外に簡単、フロントフォークをディスク台座付のものに交換すればいい。安価で済ませたい場合はアルミのフォーク(1万弱)、ちょっと振動吸収が気になるのであれば、カーボンのフォークを使う(2、3万位だろうか?)。

ブレーキ本体

ブレーキ本体は、安価かつ導入が簡単なものがいいなら、ワイヤー式のメカニカルディスクがいい。どうしても油圧ブレーキ!という場合は、最近リリースされたワイヤー引きを油圧に変換する機構がついているディスクブレーキを使う(TRPのパラボックス等)。こちらはデメリットもあるのでしっかり調べてから導入したほうがいいと思う。

メカニカルディスクで話を進める。ディスクブレーキは引き量の規格は二つあり、一つはVブレーキの引き量に対応したもの、もう一つはキャリパーやカンチなどロードブレーキに対応したものがある。

ロードバイクをディスク化するのであれば、後者を選ぶ。ただし、こちらは選択肢が少なく、AvidのBB5か、ShimanoのBR-R505が入手しやすい。Vブレーキ対応ものは幾つもあるので問題はないだろう(ちなみに自分の場合はVブレーキの引き量だったので、こちらの規格のものを使った)。

もうひとつ、ブレーキの選択時にチェックが必要なのは、フロントフォークのディスク台座がインターナショナル台座か、ポストマウント台座かと云う点だ。

ディスクローターはブレーキを買う時についてくる場合が多いが、付属していなければ単体で買う。この際、ローターの径は注意すること。

ホイール

最後はホイールをディスク対応のものに変える必要がある。フロントに関してはエンド幅がMTBとロードは同じなので選択肢は多い。MTBのディスクハブで手組みホイールを組む(或いはショップに依頼する)のもいいし、シクロクロス用の完組みホイールを買ってもいい。MTBの29erのホイールも使うことが出来る(ただし、タイヤ幅については注意が必要)。

ディスクハブのローター取り付け方式にも、センターロック式と6穴ボルト式の二つの規格があるので対応したものを選択する。


ディスクブレーキの規格についてまとめると、以下の通り。

仕様箇所 規格1 規格2
ブレーキの引き量 Vブレーキ対応 ロード対応(キャリパー・カンチ)
ブレーキ台座 インターナショナル台座 ポストマウント台座
ローター取り付け方式 センターロック 6穴ボルト
ローター径 140mm,160mm,170mm,180mm,203mm (160mmが多い)

フォークを取り替えた経験のある人にはそれほど難しい作業ではない。


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さて、それでは問題のリアのディスク化について。こちらはフォークと違って取り替えるわけにはいかない。そうなるとどうすればいいのか?

なんとかしてフレームにディスク台座を取り付ける必要があるのだが、これについては色々な方法がある。長くなるので、次回書いていくことにする。乞うご期待。



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