自転車☆妄想日記: 全く役に立たない無印CX組み立て方法 part3

2013-02-03

全く役に立たない無印CX組み立て方法 part3

前回はフレームの購入まで遡ったが、今回は組み付けの続き。フロントのホイールはあるので、フロント周りを固めることにした。


ヘッドパーツ。いわゆるインテグレーテッド、という奴で、フレームにワンが最初から入っているタイプ。なので、難しい圧入作業をする必要はない。ちょっとだけ難易度が高いのは、フォークに下玉押しを圧入するところ。斜めに入ってしまっては台無しなので、通常、専用の圧入工具を使う。しかし自分はそんな工具は持っていないので、普段は径が大体あっている塩ビ管を使って上からハンマーで叩いていた。

今回はその塩ビ管も見当たらない、ので、こういうゴムハンマーを使って玉押しの周りを順番にコツコツ叩いて圧入した。

今から思うと、すごくリスキー。絶対やってはだめです。
フォークの取り付けとヘッドパーツについては、あとは特に書くべきことはなかった。昔のヘッドパーツなら、玉押しの微妙な調整なんかも重要だっただろうが、今時、ベアリングは殆どシールドベアリング。ガタがでないように、きちっと押されていれば問題はない。


ハンドル。ハンドルは、フレームを購入したした際、中華メーカーから買った無印カーボンハンドル。上ハンの部分が楕円になっており、握りやすい。確か2000円位。アルミより安い。しかし、軽さはアルミと比べて微妙。個人的には、フロントの振動吸収を担ってくれることを期待している。


話は外れるが、ドロップハンドルの握り部分はいろいろな呼び方があって混乱しがちだが、サイクルベースあさひにわかりやすい解説があったので、リンクする。ちなみに、自分がよく握る箇所は、ブラケット・ブラケットの先・肩の部分。どうでもいいか。





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閑話休題、今回のCXの特徴の一つとして、ブレーキレバーはちょっと変わったものを使っている。

RetroShiftだ。

好みにもよると思うけど、自分はカッコいいと思う。


これは、普通のブレーキレバーに、Wレバーを取り付けて手元シフトが可能になるという、一部の人々(コマンドシフター愛好家など)からすると夢のレバーである。こういう製品を待っていた人も多いはずだ。自分も10Sのコマンドシフターが売りに出でたら買おうと思っていたクチなので、我慢しきれず購入してしまった(日本だと、TKC Productionsさんから通販で購入可能)。

今回購入したのは、Vブレーキ対応のレトロシフトだった。これは、ロードの引き量で引けるワイヤー引きのディスクブレーキが殆どなかった為、MTBのものを流用するという狙いがあったので購入したのだが・・・・。

レトロシフトを購入したのは去年、2012年の夏頃。そして、現在までに状況は一変した。

嘗ては、AvidのBB7以外に選択肢がなかったシクロクロス用ディスクブレーキだが、ハイエンドのディスクブレーキ(BR-CX75)がシマノからリリースされたり、更にワイヤー引きを油圧に変換するコンバータも充実しつつあり、Vブレーキの引き量にこだわる理由が薄くなってしまった。しかも、MTBは油圧化が進んでおり、ワイヤー引きのブレーキの選択は減る一方だ。

今はまさにシクロクロスにとって過渡期であり、こういった規格の混乱は続くので仕方がない。この時期にリスキーと知りつつ新しいものに手を出す、というのはやはり性格だろうか?


それはともかく、このレトロシフトは構造もシンプルで、ドロドロの中に突っ込むシクロクロスには壊れにくく、うって付け。ルックスも、ワイヤーが外に出ていて、レトロ感満載だ。

Wレバーなので、一気に変速することも可能。例えば、こんな感じ。連続写真風にやってみた(特に意味はない)。


 



フロントはフリクション(無段階変速)。





次回は、ワイヤーの取り回しから。

では。

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