自転車☆妄想日記: 全く役に立たない無印CX組み立て方法 part4

2013-02-06

全く役に立たない無印CX組み立て方法 part4

こんばんは。

こんな夜遅くになにやってるんだ、という話もあるけど、調子が悪くて早寝したら、変な時間に起きてしまった、という次第。

仕方がないので、昨日、意識朦朧とした中組み間違えたリアホイール組みを再挑戦することにした。


ちなみに、スポークは一本単位で購入可能な、タキザワで購入。いつもお世話になってます。


今度は間違えないぜ、と一本一本、確認しながら組んでいったものの、結局、穴が一つずれていてやり直しをするハメになってしまった。というのも、今回はディスクハブということで、今までやったことのない組みかたであるJIS組みで組まなくてはならず、勝手が違ったというのが言い訳だ。

要するに、ディスクハブの場合、リアホイールJIS組みで組む、というのがポイント、だと言いたかった。



さて、ここである事実が発覚。早速試しにそのホイールをフレームに合わせてみることにした。リアハブの長さは135mm、それに対してフレームのエンド幅は130mm、間違いなく引っかかって入らないはずだが・・・・・。


するっ。


あれ?すんなり入るぞ・・・・、もう一度。


するうっ。


間違いない、ぴったりだ。これは一体・・・・・。確かに、業者はメールで130mmだと言っていたはずだが。これはかの有名な「誤報」というやつかもしれない。これでハブをばらして、130mmに変換する手間が省けた。よかった、よかった、と喜んだところでハッと気付いた。

とりあえず先にスポークを頼んで組んでしまってから、ハブの軸とワッシャーを変えて長さを調整しようと思ったけど、本当は長さが変わるとスポーク長も変わるから、この手順だとセンターが出なかったんでは・・・・。

そう気付いたところで、軽く冷や汗をかいた、完全に手順が逆さまだ。今回はエンド幅が誤報だったからよかったものの、もし正解だったとしたら。出たとこ勝負の組み付けも限界だなあ、と思った。やはり、手順は大事。そもそも業者からの情報を鵜呑みにせず、ノギスで測っておくべきだった、なども大きな反省点だ。この自転車業界では、カタログスペックだけではなく、自分で確認することがどのシーンでも重要だ・・・・。

ようやく組みあがったリアホイールの精度は上々で、リムブレーキで使いたい位の出来だ(実はディスクブレーキの場合、ホイールはある程度グダグダでもブレーキングに影響はない)。これでリア周りを組み付けることが出来る。






さて、シクロクロスにせよ、ロードにせよ、今、ディスクブレーキ化が始まりつつある。そんな中、機械引きか油圧か?、ローターの径は?など規格のデファクトスタンダードも定まっていないが、今回話題にでた、リアのエンド幅の規格は特に難しい問題だ。

ロードのエンド幅は130mm。

MTBのエンド幅は135mm。

そして、今出回っているディスク対応のリアハブの長さは135mmである。MTBが基準なので、当然と言えば、当然。


実はCXでもロードでも、ディスク対応をうたっているフレームはリアのエンド幅が、130mmであったり、135mmであったりバラバラなのが現状だ。その内どちらかに収束すると思うが、シマノがハイグレードのカテゴリで130mmのロード用ディスクハブをリリースしない限り、最終的には135mmになるのではないかと予想している。そういう意味でも、無印CXが135mmでよかったと思う(どちらに転んでも、135mmのディスクハブはなくならない、っていうのもある)。

すでに持っている昔のクロモリやアルミロードにディスク台座を溶接する場合は、当然エンド幅130mmなはずなので、ディスクハブを130mに変換する必要があるので注意が必要だ(変えかたは、こういうサイトなどを参考に)。ちなみに、ごく少数、ホワイトインダストリーが130mmのハブを作っているが、ものすごく入手性が悪い。



さて、組み付けも佳境に入ってきた。次回は段取りから失敗しないようがんばろうw

では。