自転車☆妄想日記: 自転車と健康 - 対話編 cycling & health - the dialogue

2013-02-07

自転車と健康 - 対話編 cycling & health - the dialogue

かなり間が開いてしまった、「自転車と健康」。
先日、SFRで腰を痛めてまた通院しはじめた記念に再開することにした(笑)。


さて。

整体に通院しはじめて、一番うまくいかなかったこと。それは意外なことに、「対話」だった。


通院し始めて、2ヶ月たったある日。

先生「丸刈サンって、自転車で通勤されているんですよね。」
丸刈「はあ。」
先生「今度、その自転車見せてくださいよー。」
丸刈「いいですよ。」
先生「例のハンドルが曲がった、あの、ロードってやつですよね。」
丸刈「あ、はい。まあ、前傾なので腰によくないってのは分かってるんですが、ある程度距離を乗るときはラクなもんで。」
先生「え、距離ってどの位ですか?」
丸刈「測ったことはないので分かりませんが、大体、片道1時間ほどですかね?」
先生「!!」
丸刈「どうかしましたか?」
先生「いや、あの、毎日往復ですか?」
丸刈「そりゃま、片道だけってのはないですよね。」
先生「それは治らないですよ!」
丸刈「!!!」
先生「初めてしりました、てっきり、近場なのかと・・・・。」
丸刈「・・・・・・・・・・」



(何度か言ったつもりだったが、何故だ?)


これは、こういうことだった。


  • まず、ある程度流行っている整体は、先生の数が多い。
  • なので、行くたびに、施術する先生が変わる。
  • でも実は、方針を決めてるのはその中でリーダーみたいな役をやる先生。
  • (施術されながら)「自転車でレースに出てるんですよ。」「ジテツウで毎日2時間のってるんですよー。」
  • これは、ほぼ聞き流される。何故なら、施術をされながらの話は、世間話に過ぎないという先入観がある先生が多いからだ。
  • 当然、この情報はリーダーの先生に伝わらないことが多い。
  • 終了。


何故、施術中の会話=世間話、ということになるかについては、整体に行けばよく理解できるはずだ。周りで先生と会話している人はみんな世間話しかしていない。スポーツの話をするひとも、なんとなく怪我自慢っぽい感じで話している。なぜなら、みんな根本的に治す気がないからだ。これでは、先生の方も話を聞き流すようになっても仕方ない。

そんな中で、「効果的なストレッチはなにか?」「この痛む部位(ブイってなんだ笑)の筋肉は何ていうのか?」「この痛みは冷やすのか、温めるのか?」なんて、必死こいて聞いているのは、よく考えると自分だけだった。

つまりは、こういうことだったのだ。




さて、そういった反省を受けて、何が悪かったか考えてみた。また、改善点など。


  • 一番最初の問診の時に、全ての状況を話しておくのが大事。そうすると、カルテに全部記載される。
  • 伝えるべき事項は、痛めた原因、痛めた日時、痛む場所。
  • それと、このブログの読んでる方は、おそらく「自転車歴」「ジテツウの有無と乗車時間」「土日のロングライドの距離」「レース出場の有無」「他のスポーツ、例えば水泳・ランニングもやってる」等々もしっかり話しておくべきだろう。
  • もしレースが近ければ、「○月○日にレースがあるんですが、それまでに治りますか!?」と聞いてみるのもいいだろう。
  • あと根本的に、医者がスポーツに詳しいとは限らないことは認識しておくべきだろう。「スポーツ整体をやってます。」という但し書きもあまり信頼しないように。
  • 施術が始まったら、誰が施術方針を決めているか見抜いて、重要なことはその先生がいる時にしっかり話すように、事前にいうことを考えておく。

なにかどこかのマニュアル本のようだが。

本気で競技選手を見ている整体であれば、こういう気を使わなくても済むが、そんな整体は中々ないというのが現実だと思う。自転車競技に詳しい処など、なおさらである。



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その後、どうなったかというと、やはり先生の指示が明確になった。今はのっちゃだめ、のっていい。わかりやすい。ちなみに、今は乗っちゃ駄目だそうだ。


そして、先日。


丸刈「うわ。」
先生「大丈夫ですか?」
丸刈「脚の外側はめちゃめちゃです。ストレッチとかしてるんですけど、ほぐれないんですよね・・・・。」
先生「そりゃそうですよ。プロの選手もみんな、マッサー付けてるでしょ?自分じゃほぐすの限界があるんですよ。」
丸刈「そうかあ、確かに・・・・。」


痛みが出てからではなく、定期的なケア。筋肉がガチガチになって、自分で緩めることが出来なくなる前にケア。最近の整体は、治療じゃなくても格安でマッサージをやってくれたりもする(法律的にはギリギリらしいが)。今後はそういうのもやっていこうかな、と思っている。

健康ネタはいくつかあるので、次回はその内のどれかをやります。

では。



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